映画「Fukusima 50」を見てきました。感想。感動で震える。世界中の人がみるべき映画でした。

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こんにちは、へいじろです。

 

今日から公開の映画「Fukusima 50」を観てきました。

 

東日本大震災で発生した、福島第一原発事故を描いたノンフィクションです。

 

ものすごく感動したし、色々考えさせられました。

 

日本人に、いや、世界中の人に見てほしい!!最高の映画でした。

 

目次

 

 

1、ストーリー

マグニチュード9.0最大震度7東日本大震災が発生。

 

津波に襲われ、福島第一原子力発電所(イチエフ)は全電源を消失した。

 

原子炉を冷やせない状況におちいり、このままではメルトダウンが起こり想像を絶する被害をもたらす。

 

1、2号機当直長の伊崎ら現場作業員は、原発内に残り、原子炉の制御に奔走する。

 

全体指揮をとる吉田所長は部下たちをねぎらいながら、本店や官邸からの見当違いの指示に怒りをあらわにする。

 

現場作業員らの奮闘もむなしく、事態は悪化。

 

近隣の人は避難を余儀なくされてしまう。

 

最悪の場合、被害範囲は東京を含む半径250キロ。

 

それは東日本壊滅を意味していた。

 

残された方法はベント。作業員たちが体一つで原子炉内に突入し、行う手作業。

 

ついに作戦は始まった。

 

映画「Fukushima 50」公式サイト|

 

原作はこちら

 

門田隆将の「死の淵をみた男」

 

 Kindle Unlimitedの読み放題でも読めます。

 

2、キャスト

伊崎利夫 [佐藤浩市]

 

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映画の主人公の現場作業員のリーダーを務める。

 

部下からの信頼も厚い。

 

 

 

吉田昌郎 [渡辺謙]

 

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福島第一原発所長。

 

本店や官僚の見当違いの指示に怒る。

 

3、感想

1、福島第一原発で働いていた作業員の命がけの行動に感謝

 

今まで普通に働いていた現場作業員たち、それがある日、東日本大震災が発生し命がけで原子炉の制御をしなければならない。自分たちが放射能を浴びながら。

 

単純に感謝しかないです。

 

彼らがもし現場を放棄していたら、今の日本はきっと住めない状態になっていたでしょう。

 

僕は横浜に住んでいるので、原発事故はテレビで見るだけの世界でした。横浜はそんなに被害がなかったので、すぐに普通の生活に戻って行きました。

彼らが撤退していたとしたら、この普通の生活はなかったかもしれないと思うと頭が上がらない思いです。

 

2、日本政府のばか対応

何も決められない本店、原発のことをよく知らないのに口を出してくる総理のせいで現場は前に進めず大混乱におちいってしまいます。

 

こういう人はいますね。僕の上司も口だけ出してくるうざったい人です。

 

しかし、この映画の場合は総理がそれなので厄介です。

 

総理が現場に視察に来るシーンがあリます。

ベントっていう作戦を決行しようとするのですが放射能が少しもれるので、総理が放射線汚染してしまうかもしれないので、作戦が決行できない訳です。

 

それでも総理は現場にいて「早くベントをやれ!!」と怒鳴ります。

 

お前がいるからできないんだよ

 

と現場作業員は思っています。

 

所長の吉田と本店、官邸とのぶつかり合いもこの映画の見所です。

 

5、映画「Fukusima 50」感想まとめ

 

福島原発事故の現場で実際に何が起こったのかがリアルに描かれています。

 

素晴らしい映画でした。世界中の人が観るべき映画です。

 

僕は観てて涙が止まらなかったです。